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執筆者の写真大西悠貴

「あの人から、いいね。」



雨降る休日の午後、老若男女に人気のカフェにて。 席待ちの行列に並んでいると聞こえてきたJK2人の会話。(盗み聞き失礼) A「まさかの○○からいいねがきててさー、ちょっと嬉しいんだけど(笑)」 B「ウチもさ●●からきて喜んだんだけど、まさかのアイコンは●●で別人だったんだよね。」 どうやらインスタで押された想定外の人からのいいねで盛り上がっているようだ。

今当たり前になったSNSでの「いいね」について考えたい。 あなたはいったいどのような意味合いでそれを押しているのでしょう。 本当にいいねと思った正直いいね、投稿見たよの合図である確認いいね、 いいねが来てないから押してあげようの同情いいね、 押してあげるから今度自分のやつに押してねの貸しいいね、、、etc

押した側の意味合いはどうであれ、押された方は嬉しいもの。 そしてJK・ABのように友人の中には他の者のいいねとは価値が違う、 選ばれし者によるいいねが存在する。 「この人からのいいねが欲しい」という願いを込めて投稿するなんてことも 誰しもあるのではないだろうか。私にももちろんある。

SNSにおける「押してほしいあの人からのいいね」は 自己承認欲求を満たす上質なエッセンスだ。 あなたもいいねを押す瞬間考えてほしい。そのいいねが相手にもたらす影響を。

そしてあの時のJK・Bよ。 あの人(本物)からいいねがくると、「いいね」。

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