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小池カンデリナ

ちょい飲み



最近、飲食店で「ちょい呑み」という言葉を見かけることはないだろうか。

○○放題が定番の飲み会コースではなく、お酒も食べ物も好きな物を自分の胃袋に合わせて注文する「ちょい呑み」。

学校帰り、遊び尽くした1日の終わりに、一本締めよろしく、ほんの少しのお酒とともにおしゃべりをしたい。

「ちょい呑み」はそんな若者心をがっちり掴んでいると思う。

若者にはいつの時代も金欠が付き物だが、周囲との関係を何よりも大切にしている今の私達は、交際費の支出がとてつもなく多い。

学校以外のサークルや、アルバイト。

趣味で繋がった友達など、所属するコミュニティーが多ければ多いほど、飲み会代がバカにならない。

そして何より、お得なはずの○○放題は実は高くつく。

ケチなわけではないが、無駄使いをしたがらない私達にとっては、とてもありがたい風潮だ。

私達若者は、周りからどう見られてるかだけでなく、自分自身がどう思うなのか、という「身の丈感」も大事にしている。

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