top of page
江島綺有

ますます「リアル」なキャラの形



「サンリオ男子」をご存じだろうか。 サンリオのキャラクターを愛するイケメン男子高校生5人組を、 イメージしたサンリオのキャラクターである。

最近は知名度もかなり上がってきたように感じるが、 なぜ彼らはうけているのだろうか。

イケメンということは言うまでもないが、 彼らは「リアル」なのだ。

この「リアル」には2つの意味がある。

1つはキャラクターとしてかなり確立されていて、生活感があり、 本当にサンリオキャラを愛している「ファンの1人」であることがリアルなこと。 彼らのキャラクター作りには、サンリオのプロモーションとしての姿だけでなく、 彼らの高校生としての生活も垣間見られる。 つまり私たちサンリオファンとしては、 仲間の1人というような共感度が高い。

そしてもう1つは公式Twitterにアップされる 彼らのイラストが非常にリアルであること。 サンリオが実際に行っている企画に彼らがファンとして参加したり、 実際に存在するグッズを使っているのだ。

例えば以前ワカモノロンに登場した「だきつきプリン」。 http://www.wakasuta.com/tokyo/archives/1091 このプリンくんに、プリンファンという設定の「康太」が抱き着いているイラストがある。 それも背景のプリンくん自体は実際の写真を加工しているらしく、かなりリアル。

言い換えれば、今まで現実逃避として二次元に行きたいと願っていたのに、 逆にあっちが三次元にきてくれているということ…。

先日声優陣が発表され声が入り、漫画の連載も加わり… ますます彼らの現実味が増してくる。

いつかサンリオイベントで彼らとすれ違ったり、見かけたりできるんじゃないかな? そんな淡い期待を抱かせる、 新しいキャラクターの形にファンは夢中なのだろう。

関連記事

すべて表示

Comments


bottom of page