今回のワークテーマは、トレンド分析です( . .)φ
ワカスタでは若者のインサイトを分析するため、定期的にトレンド分析を実施しています!
1) LE SSERAFIMのウエハース
2) 大人プリキュア
3) 蛇口酒
4) PLUCK AND PLANT
5) Locket Widget
6) 夜のさんぽ
今回は上記のテーマをグループごとに分析し、各グループで発表を行いました📝
1) LE SSERAFIMのウエハース
韓国の女性アイドルグループ LE SSERAFIMとのコラボ商品。中にはメンバー1人のシールがランダムで入っている。販売当日から売り切れが相次ぎ、X(旧Twitter)のトレンドにも。
・韓国アイドルとのコラボ商品が多く出回っている中、本商品がヒットしたのは何故か?
・アイドルファンのインサイトとは?
の二点について話し合った結果、
・開けるまで中身が見えないことで、がちゃがちゃに似た”一瞬の快楽”が楽しめる
・本商品のために撮り下ろした新ビジュアルが見られる
・お菓子という手を出しやすい値段とサイズ感
⇨ファンはワクワクを求めている!
新ビジュ、値段はとても大事!!
というインサイトが見えました👀
何かの”ファン”であることはアイデンティティの一つであり、”オタク”という言葉へのマイナスイメージも薄れつつありますよね。
SNSでも発信しやすいウエハースの”ちょうどよさ”が若者にバズったのかもしれません💡
2) 大人プリキュア
『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』という名前で、2023年10月7日より放送されているテレビアニメ作品。プリキュアシリーズ20周年記念プロジェクトとして制作された、シリーズ初の大人向け映像作品。
・視聴者はどんな思いで見ているのか?大人になった姿を見て、夢が壊れたとはならない?
・同じことを他のアニメがやっても、バズるのか?
の二点について話し合った結果、
・変身シーンによる当時の世界観は守られつつ、日常に奮闘するプリキュアたちの等身大の姿が見られて面白い
・話題に出しても誰も置いていかない、安心感と共通認識
・プリキュア展が話題を呼んでいた時期でもあり、完璧なタイミング
⇨独自の世界観+キャラクターの性格や
環境、ストーリー展開も重視されるように!
ピンポイントのファンに刺さるタイミングが重要!
というインサイトが見えました👀
大人になったプリキュアが奮闘している姿、筆者も見てみたくなりました💡
3) 蛇口酒
1h500円飲み放題という破格のサービスを提供する飲食店が増加している。卓に設置された蛇口から、各自でお酒をつぐシステムが特徴的。
・仕組化されることで、飲む人も飲まない人も気を遣わなくなった?今までは何に気を遣っていた?
について話し合った結果、
飲む側:飲んでない人も楽しめているか?
無理して飲ませていないか?
しらふの人に酔った姿を見せるのは恥ずかしい
飲まない側:飲み放題高い。
飲む人に気を遣わせていないか?
飲まなくても楽しめるから誘って!
・アルハラは古い!飲みのスタイルが変化
・「飲む人がカッコいい」というイメージはなくなった
・飲む側と飲まない側が抱えるモヤモヤをお互い言語化しなかった
⇨「選択的下戸」への寛容さ
モヤモヤを共有しなくてもいい環境が作り出された!
というインサイトが見えました👀
蛇口酒の登場によって、飲む人も飲まない人も気を遣わず楽しめる空間が実現されたんですね!
4) PLUCK AND PLANT
三軒茶屋にあるレストラン。赤字続きを解消するために、店主みずからが経営の悩みを動画形式でSNSに投稿し、コメント欄で視聴者が意見を言う形で話題になった。
・視聴者がコメントするモチベーションはどこから?
・まったくお店に関係のない人達がコメントで盛り上がるのはなぜ?
の二点について話し合い、
・何かにモノ申したい欲求が解消される
・お店に貢献できている優越感に浸れる
・ゲームのような、何か(お店)を育てていく感覚を味わえる
・誠実さが垣間見えるからこそ、コメントすることで応援したくなる
⇨ゲーム性⇔意見の反映で
さらにコメントしたくなる
お店を成長させたい・良くしたいという気持ちが膨らむ
というインサイトが見えました👀
結果的にお店の赤字経営を打破することになった、奇抜で素敵なアイデアですね🍁
5) Locket Widget
ホーム画面のウィジェットを介して画像を送り合う写真共有アプリ。
・他のSNSとの違いは?
・限定した友達でも、送りづらいことが生じるのでは?
の二点について話し合い、
・友達追加までのプロセスが長い
・登録できる友達が20人という制限がある
・厳選した友達だからこそ、どんな姿/くだらないことでも共有できる
⇨反応はいらないけど見てほしい
「小さい承認欲求」をもっている
お互いに親友であることを再確認し安心する
というインサイトが見えました👀
大多数と繋がれるSNSが主流でしたが、Z世代の若者は大きな承認欲求を満たし合う行為に疲弊しているのかもしれませんね😢
6) 夜のさんぽ
メインの目的から副次的に生まれる、夜道を友人と歩く行為。平成フラミンゴのYouTubeから注目されるようになった。
・なぜ、さんぽが流行っているのか?
・なぜ、昼ではなく夜なのか?
の二点について話し合い、
・カフェなど向き合う場所と比較して、沈黙が苦じゃない
・暗闇に、恐怖と似た好奇心と背徳感を感じている
・顔が見えないので泣いても人目を気にしなくていい→深い話ができる
・お金もかからないし、健康的。
⇨夜のさんぽは、
ハードルの低いエモコンテンツ
というインサイトが見えました👀
あたたかい冬の夜や、春先などに皆さんもやってみてはいかが🌙
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いかがでしたか??
日常的に流行っているトレンドから、分析できそうなことがあれば是非コメントで教えてください✍
次回のワーク内容もお楽しみに!
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