「断捨離」という言葉をご存知だろうか。 2010年、流行語大賞にノミネートされたこの言葉。 簡単に言うと「余計なものを捨て、シンプルに生きること」を勧めた処世術である。
流行語になった当時は「片付けられない人」がよく報道されており、 「片付け」をすることで、自身の運気を上げて生活を豊かにする生き方として注目されていた。
その言葉は、かつて「モノ」からの解放という意味で使われていたが、 最近では「モノ」に加えて、「人」や「情報」からの解放という意味でも使われている。
いくつものキャラを使い分けて生活を送っている私たち若者世代。 そろそろ疲れてきていないだろうか? 「広く浅い人間関係も大切だが、狭く深い人間関係も大切だな」と 最近では沸々と感じている。
今も尚、日本中には物や人から解放されるのを望んでいる人がたくさんいる。 Twitterで「断捨離」と検索してみて欲しい。 本やDVD、服、家電など捨てるものは人それぞれだ。 その中から「断捨離しました、彼氏を♡」という投稿を見つけた僕は、 そっと、ファボをして微笑んだ。
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