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執筆者の写真大西悠貴

機械は”LIVE”しているか



人工知能が人間の能力を超えるとされるシンギュラリティ。 だんだん人間の仕事や行動が機械によって自動化されているのはなんとなく感じているだろう。 つい最近行った映画館ではチケットカウンターが姿を消し、 機械化されているのを目の当たりにした。

10年、20年後の未来では果たして どこまで機械によって人間が代替されているのか。 チケット販売のような単純作業はすべて代替されるだろう。 それでは、人間の行動の中で代替されないものは何だろうか?

例えば音楽、音楽アーティストによるLIVEはどうだろうか? CDが売れないと言われる現代でも、LIVEの動員数は伸び続けているという。 もし、LIVEもすべて機械化され、演奏も機械、歌うのも機械、 LIVEの醍醐味であるMCも機械となってしまったら? 私たち人間の心は動くのだろうか? おそらく答えはNoだ。 音楽は言葉では表現できないようなエモーショナルな要素が多い。 そしてLIVEは生ものであり、アーティストの呼吸や躍動感といった 「生きている=live」を享受できるものだからだ。

ここでは音楽について取り上げたが、 おそらく生きていることを享受できる仕事や行動は きっと未来でもなくなっていないだろう。

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